朝ドラ「ブギウギ」は実在した笠置シズ子の人生を描いたストーリーですが、朝ドラ制作にあたって原作や元ネタがあるか気になりますね。
この記事では朝ドラ「ブギウギ」の原作や元ネタがあるかを調査しました。
「ブギウギ」に原作はない
「ブギウギ」は実在した戦後の大スター笠置シズ子(かさぎしずこ)の物語ですが、朝ドラの「ブギウギ」には漫画などの原作はありません。
実在した笠置シズ子をはじめ、その他の出演者も実在したモデルはいますが、名前が変えられたり設定が変えられたりしています。
趣里さん演じる「花田鈴子」も名前が違っていますね。
最近よくある韓国ドラマや漫画に原作があるわけではありません。
原案本:「ブギの女王・笠置シヅ子 心ズキズキワクワクああしんど」
\笠置シズ子と同郷のノンフィクション作家による作品が原案本/
笠置シヅ子は、一体どんな人物だったのでしょうか?
香川県在住のノンフィクション作家 砂古口早苗さんへのインタビューを通じて、人物像を探ります。
砂古口さんは、「ブギの女王・笠置シヅ子―心ズキズキワクワクああしんど」を2010年に出版。著書はドラマの原案本となりました
FM香川より
脚本は日本アカデミー受賞の「足立紳」
◆執筆にあたって 作者 足立紳
「ブギウギ」という言葉は音楽用語の一つですが、その語感から「ウキウキ」という言葉を連想してしまいます。そして「ウキウキ」という言葉からはすぐに「ワクワク」が連想されます。
「ウキウキ、ワクワク」と聞くと、明るく前向きで楽しいイメージです。
人生、ウキウキワクワクばかりではありませんし、明るく前向きな生き方はもちろんすばらしいですが、その正反対の生き方だって悪くはありません。(私は暗くて後ろ向きな性格です!)。
ただ、本作の主人公のモデルとなる笠置シヅ子さんが生命力あふれる表情とダンスで踊り歌った「東京ブギウギ」という歌は、戦後、多くの日本人たちに「明るく前向きに生きる活力」を与えました。
ですが、その底抜けに明るくて陽気なメロディーの裏には、笠置シヅ子さんのさまざまな人生がありました。
そんな笠置シヅ子さんをモデルにした主人公を描くことで、今度は「今を生きる人たちに、今、必要な活力」というものが描けるかもしれないと思いました。主人公はときに人を巻き込み、ときに巻き込まれ、たくさん人に迷惑をかけ、迷惑もかけられながら生きていきます。それは人が生きていく上での当たり前の姿だと思います。そんな主人公の生きる姿を見て、いつしか主人公の生き方を笑いながら肯定し、ドラマを見ながらいつの間にか「生きる活力」のようなものが少しでもみなぎってくるような作品になればうれしいなと思っています。
NHK公式サイト引用
足立紳さんはNHKでは「六畳間のピアノマン」「拾われた男」など手がけていらっしゃいます。
完全ノベライズ本あり!
\9月25日にドラマのストーリーそのまま、セリフ満載の完全ノベライズ本が発売です!/