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ブギウギの桃色争議は実話?史実のストライキがエグかった!

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ブギウギの「桃色争議」という言葉はどういう意味なのでしょうか。

この「桃色争議」という言葉は実は1933年に発生した、松竹少女歌劇部(後の松竹歌劇団)・松竹楽劇部(後のOSK日本歌劇団)で発生した労働条件の改善を求める労働争議のことをいいます。

当時の大人気スターがブラックな会社にストライキで対抗した画期的なものでした。

この記事では、この大注目された「桃色争議」がどうエグかったのかを深掘りしていきます!

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目次

「労働争議」とは?

・「労働争議」とは労働条件をめぐって労働者と使用者との間で起こる争いのこと

ブギウギで、労働条件を巡って争いが起こることがわかります。

松竹少女歌劇部の労働争議【松竹での実話】

・松竹少女歌劇部のリストラが行われた
・ブギウギでは第3週目からが松竹少女演劇部のリストラ敢行の実話と重なる(予定?)

当時これまでは活弁士がナレーションやセリフを付けたり楽団が音楽をつけていました。
しかし技術が進歩して、映像と音楽を同時に流せる「トーキー」が生まれました。

これにより職を失った活弁士や楽士の活躍の場がなくなることとなります。
昭和恐慌という時代背景もあって、トーキー化により松竹はリストラを行いました。
活弁士や楽士はストライキを起こしますが、トーキーはお客さんの増えるきっかけにもなったためトーキーを止めることは出来ませんでした。

松竹はこのリストラを松竹少女歌劇部に対しても行います。
このあたりの話が、ブギウギ3週目から始まると推測されます。

以降の記事を読むとネタバレに繋がるのでドラマのほうでストーリーを追いたい方はお気をつけください!

松竹座の音楽部員の解雇や減給が発端

・松竹が松竹少女歌劇部に対して音楽部員の解雇や減給を通告したので、歌劇部もブラック体質改善のために労働争議へ参加した

・労働争議とは「労働条件などについて、労働者と使用者との間に起こる争議」のこと
引用コトバンク

松竹は松竹少女歌劇部に対しても音楽部員の解雇や減給の通告を行います。

松竹のこの通告に対して、男装の麗人としてトップスターだった18歳の水の江瀧子を争議委員長として対抗します。

水の江瀧子はブギウギの「橘アオイ」のモデルとされています。

この水の江瀧子が低賃金で食事をとる時間もないなどブラック過ぎる音楽部の劣悪な労働の待遇改善の労働争議へ加わることになります。

歌劇部も「公演で休む暇がない、休憩する部屋には南京虫がいる」などブラックな労働環境だったからです。

橘アオイのモデル「水ノ江瀧子」が待遇改善に立ち上がる

・ブギウギの「橘アオイ」のモデルである人気スター水の江瀧子が争議委員長となりストライキなどの表に立つことで世間から注目を浴びた

こうして水ノ江瀧子(ブギウギでは橘アオイ)は18歳にして労働争議の争議委員長に就任します。

退職金支給や昇級、生理休暇などを要求する画期的な嘆願書を提出して湯河原温泉郷の旅館に立てこもります。

超人気スターが表に立ったこの労働争議は世間の大注目を浴びました。
当時は労働争議は非合法でしたが、世論が味方となったのです。

大スター「水ノ江瀧子」の争議はファンから注目された

・橘アオイのモデル「水ノ江瀧子」は解雇(後に撤回)

・画期的な嘆願書のほとんどは松竹に認められた

橘アオイのモデル「水ノ江瀧子」は解雇へ

「桃色争議」と呼ばれたこの労働争議はファンがカンパしたり応援に駆けつけたり全国的にも広がります。

松竹は水ノ江瀧子を解雇しますが、予想以上に世論が彼女に味方をしたことは誤算でもありました。
水ノ江瀧子は思想犯として警察に留置もされましたが、すぐに解放され労働争議の再開により要求のほとんどを認めさせることができました。

水ノ江瀧子自身も解雇の撤回を勝ち取っています。

まとめ

3週目以降のブギウギの予想とともにご紹介しました。

予想ですので、ドラマのストーリーはどう運ぶかはわかりませんが、どんな展開となるか今から楽しみですね。

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